2016年11月22日(火)
首脳外交内容説明を
小池書記局長の会見
日本共産党の小池晃書記局長は21日の会見で、安倍晋三首相のこの間の首脳外交に関し「会談の内容について中身が全く明らかにされていない。国会と国民に説明する責任がある」と指摘しました。
小池氏は、19日夕(日本時間20日朝)にペルーの首都リマで行われた安倍首相とロシアのプーチン大統領との会談について、「千島列島の問題でまともな交渉をせずに経済協力の議論をしても、領土問題が前に進むことはない」と批判しました。
また、17日夕(日本時間18日朝)の米ニューヨークでの安倍首相とトランプ次期大統領との会談については、「何を議論したのかもまったく明らかにしないまま、首相は『トランプ氏は信頼できる指導者だと確信した』と述べているが、その根拠はどこにあるのか。いったい何の話をしたのか。TPP(環太平洋連携協定)や日米安保について話をしたのか、しなかったのか。きちっと国会と国民に説明する責任がある」と話しました。