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2016年11月15日(火)

文化芸術の力、人々に

関連16団体がつどい

市田氏あいさつ

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 「すべての人々が文化芸術を糧として力強く生きる社会を築く」をテーマに12日、東京・新国立劇場で「『五輪の年には文化省』宣言と公演」が開かれました。音楽や演劇・舞踊など文化・芸術にかかわる16団体からなる文化芸術推進フォーラムが主催し、超党派の文化芸術振興議員連盟が協力。アーティストや市民が参加しました。

 能楽師の野村萬・文化芸術推進フォーラム議長が宣言で「文化芸術は人々の生活とともにあり、潤いを与え支持されてきた。芸術の豊かさを誇ってこそ真の文化立国といえる」と述べ、文化が人々の生きる力の礎となり、世界平和に貢献するために、社会の共感と理解を得るための活動の開始を宣言しました。

 同議員連盟副会長を務める日本共産党の市田忠義副委員長があいさつ。「貧困な文化行政を変えてほしい、というのがみなさん共通の思いだ」と述べ、諸外国と比べてきわめて貧しい文化予算や、国民が文化芸術を享受したくても長時間・低賃金労働で文化と触れる機会さえ困難な現状を指摘。「せめて文化担当大臣を置き、予算を抜本的に増額し、文化振興に努める。芸術団体・芸術家の自由な活動を保障し、国民が文化芸術に親しめる環境をいかにつくっていくかは政治の責任。『金は出すが口は出さない』という立場を堅持し、超党派でスクラムを組んで真の文化振興のため力を尽くしたい」と強調しました。

 自民・公明の国会議員もあいさつしました。日本共産党からはほかに畑野君枝衆院議員と吉良よし子参院議員が出席し、紹介されました。

 宣言のあと、能やクラシックコンサート、朗読劇、ダンスが行われました。


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