2016年11月13日(日)
野党共闘で政治を変える希望広げた
ラジオ番組 小池書記局長が語る
|
日本共産党の小池晃書記局長は12日放送のラジオ日本番組「清水勝利のこれでいいのかニッポン!!Part2」に出演し、安倍政権にいかに対峙(たいじ)すべきかをテーマに、野党共闘の発展などについて語りました。
司会の清水氏が安倍政権について聞くと、小池氏は、国民の大多数が反対する原発再稼働や環太平洋連携協定(TPP)などについて「あまりにも国民の声を無視している」と批判しました。また、安倍政権が選挙中に語らなかった憲法改定などをあげて、「だまし討ちがひどい」と指摘しました。
なぜ自公が多数を取れるのかと疑問を投げかけた清水氏に、小池氏は1人しか当選できない衆院小選挙区制の問題を挙げ、「だから野党が共闘する必要がある」と強調しました。
小池氏は「参院選でも野党が共闘した1人区は投票率が上がっている」と紹介。「今までは野党がバラバラだから『自民党が勝ってしまうだろう』と思って投票しなかった人も多い。野党の共闘で『政治は変わるかもしれない』という希望を広げた」と語りました。
さらに新潟県知事選の結果にふれ、「争点が明確になって、野党が本気で共闘すれば勝てる。保守票もかなりきた」と強調。次期衆院選に向けて、相互支援など本格的な協力が必要だと述べました。
小池氏は次週も同番組で年金問題などについて語る予定です。