「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年11月7日(月)

介護保険改悪断念させよう

よりよい制度へ集う 東京・高橋衆院議員が参加

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)「介護をまもれ」とコールしてアピールする人たち=6日、東京・新宿駅東口

 介護保険の軽度者外しや負担増が進行するなか、利用者・家族・事業者・労働者ら124人が6日、東京都内で集会を開き、制度改悪に反対の声をあげました。主催は第14回介護にはたらく仲間の全国学習交流集会実行委員会。

 主催者で全労連介護・ヘルパーネット世話人の北口明代さんは、「怒りをもってよりよい介護制度を求めていこう」と訴え。中央社会保障推進協議会事務局次長の前沢淑子さんは、多くの業界団体も反対していることをあげ、「給付削減と負担増の改悪法案を来年の提出前に運動でつぶそう」と呼びかけました。

 京都ヘルパー連絡会事務局長の浦野喜代美さんは、要介護1・2の利用者調査から「予想以上にその生活実態は厳しい」と告発。全国福祉保育労働組合北海道地方本部副委員長の中川喜征さんは、介護現場でたたかうなかで三つの労働組合を結成したことを紹介し、特養ホーム「葛飾やすらぎの郷」職員の吉澤聡さんは「地域で介護保険改定の中身を知らせ運動を広げよう」と訴えました。介護家族の佐藤明大さんが介護者同士の交流について発言しました。

 講演した明治学院大学教授の河合克義さんは「高齢者の生活実態を総合的に把握して運動をしてほしい」と問題提起しました。

 集会後、新宿駅前の歩行者天国で「街宣アクション」をし、「やさしい気持ちで介護がしたい」「税金を介護にまわせ」とコールを響かせました。日本共産党の高橋千鶴子衆院議員も参加しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって