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2016年11月6日(日)

ネット番組「とことん共産党」

“悪夢の超特急”リニアは どこへ

本村議員・ジャーナリスト樫田氏

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(写真)「とことん共産党」でリニア問題を語り合う(左から)本村伸子衆議院議員、樫田秀樹さん、林竜二郎さん

 日本共産党のインターネット番組「とことん共産党」は4日、ゲストにジャーナリストの樫田秀樹さんを迎え、「公的資金3兆円?!“悪”夢の超特急リニア新幹線 そんなに急いでどこに行く?」をテーマに放送しました。MCは本村伸子衆院議員、司会は林竜二郎さん。

 臨時国会では、リニア新幹線建設へ3兆円の公的資金投入を可能にする法律の改定案がわずか一日の衆院審議で採決されています。本村氏は、赤字必至の事業に対し、まともな審査もせずに公的資金を投入する異常性を指摘。資金の償還確実性について、麻生太郎財務相が「私が生きていられる保証がない(のでわからない)」と、いいかげんにしか答えられなかったことを示すと、樫田氏も「基本的な情報すら知らないのでしょう」と憤りました。

 さらに、話題は、樫田氏が「悪夢の超特急」と呼び、実態を告発した建設工事そのものに。樫田氏は、すでに山梨実験線(総延長42・8キロ)で水枯れや異常出水などの被害が起こっていることを写真で示して説明し、「どこでも起こりうる深刻な問題だ」と訴えました。

 また、トンネルを掘った残土についても問題が山積しています。樫田氏は、残土の運搬車両による騒音・排ガス・振動などの生活被害が予想されるにもかかわらず、まともな住民合意もとられていないことなどを指摘。「事故が起こってからでは遅いです。じん肺で苦しむ人、交通事故でなくなる子どもが生まれることが予見される今、関係者に動いてほしい」と訴えました。

 本村氏は、党の国会論戦にふれつつ、「環境を壊し、住民の生活を壊し、赤字必至の事業はやめるべきです。必死にあげる住民の声を国会に届けるためにがんばりたい」と決意を表明しました。


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