2016年10月30日(日)
安全・安心へ力あわせ
愛知 全国学童保育研究集会始まる
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第51回全国学童保育研究集会が29日、名古屋市内で始まりました。日程は2日間。指導員や保護者、研究者ら4736人が参加しました。
全体会では、愛知県内の学童保育に通う子どもら約580人が、竹馬のような遊具「やっとこ」と鳴子のダンスを熱演。会場のアンコールにもこたえます。
全国学童保育連絡協議会の木田保男会長が基調報告。児童数が昨年より約6万人、学童保育数も2000以上増える一方で、71人以上の大規模な学童保育が1300カ所超あると指摘。「安全で安心して生活できる学童保育を保障するために、私たちの運動がますます重要になっている」と強調しました。
地元愛知と地震被災3県から特別報告。名古屋市の田中勝美さんは、多忙な中でも積極的にかかわり、学童保育を楽しむ保護者の一人としての歩みを紹介。熊本県益城町の指導員・笠井恵美子さんは、学童保育の現状とともに、地震の恐怖から円形脱毛症になり、嘔吐(おうと)し、抱っこをせがむなど子どもたちの様子を語りました。
福山市立大学の田丸敏高教授が講演。来賓の一人として日本共産党の本村伸子衆院議員が紹介されました。