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2016年10月22日(土)

「賃金泥棒」黒い実態を告発

「とことん共産党」 辰巳議員・佐々木弁護士

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(写真)「とことん共産党」に出演する(左から)辰巳、佐々木、木田の各氏

 日本共産党のインターネット番組「とことん共産党」は20日、ゲストにブラック企業被害弁護団代表の佐々木亮弁護士を迎え、「ノーモア賃金泥棒 ストップ長時間労働 働き方チェンジ」をテーマに放送しました。司会は、辰巳孝太郎参院議員と木田真理子さん。

 佐々木弁護士は、働いた分の給料を労働者に払わない「賃金泥棒」がブラック企業に限らずほとんどの企業で行われていると告発し、「企業に都合がよいように、15分、30分単位の労働時間切り捨てが横行している」と指摘しました。

 辰巳議員は、大手コンビニのセブン・イレブンによる「15分単位」の賃金切り捨てを違法行為として国会質問で取り上げ、改善させたことを紹介。マルクスの『資本論』でも「賃金泥棒」が出てくることに触れ、労働者も自らの労働時間に意識を向けるよう促しました。

 電通の女性社員の過労自殺など、長時間労働で命を奪われる事件が相次ぐなか、佐々木弁護士は、1日8時間、週40時間という法定労働時間がありながら、長時間労働が可能となる仕組みを解説。「特別条項」のある三六協定を労使で結べば「事実上の青天井になる」と述べ、「長時間労働は命にかかわる問題で法規制が大事。過労死を出した企業と公契約は結ばないなど、制裁も有効だ」と語りました。

 辰巳議員は、安倍首相が「同一労働同一賃金」「働き方改革」などと言い始める一方、厚労省の懇談会では8時間労働の労基法を骨抜きにする改悪を検討していることを示し、「『非正規という言葉を一掃する』などという首相は、これが念頭にあるのではないか。許せない」と批判しました。「政治の役割がますます重要」と強調し、「国会の共同で、法規制強化していきたい」と語りました。

 「赤旗ナイト」のコーナーでは「新聞は正確さが命」と取り組む校閲部の河邑哲也部長が登場。「赤旗」創刊号のミスを探し、驚くべきミスが見つかったエピソードなどが披露されました(日本共産党中央委員会のHPで録画を視聴できます)。


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