2016年10月20日(木)
リニア建設 問題山積 共産党追及
経済効果 試算も根拠もない
島津議員
|
日本共産党の島津幸広議員は19日の衆院内閣委員会で、政府は「地方創生回廊」の名のもとでリニア中央新幹線に3兆円の財政投融資を行い全線開業を前倒しするとしているが、それで政府のいう「成長の果実が津々浦々にいきわたる」のかは大いに疑問だと批判しました。
島津氏が「地方創生回廊」による日本経済の効果の試算を問うと、石原伸晃経済再生相は「マクロ経済の分析はまだ行われていない」と答弁。島津氏は「試算もない、根拠もない、スローガンだけ。大変無責任だ」「“未来への投資”だというが“未来への浪費”だ」と批判し、地方が特性を生かして自立することで経済の好循環を生み出す、地に足のついた経済対策への転換を求めました。