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2016年10月20日(木)

TPP特 開会強行 野党抗議

農水相の「強行採決」暴言で紛糾

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(写真)民進・共産の両党が抗議するなか、開会を宣言する塩谷立委員長(右から2人目)。左上は山本有二農水相=19日、衆院TPP特委

 衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会は19日夜、与野党の合意がないまま委員長職権で開会を強行し、24日の地方公聴会への委員派遣を議決しました。日本共産党と民進党は、強行に強行を重ねる委員会運営には応じられないと抗議しました。

 同日のTPP特別委員会理事会は終日、山本有二農林水産相が18日のパーティーでTPP承認案の「強行採決」にふれた発言をめぐり協議しました。山本氏は18日に都内で開かれた佐藤勉衆院議院運営委員長のパーティーで、TPP承認案について「私は、強行採決するかどうかは、佐藤さんが決めると思っている」と発言していました。

 同理事会で日本共産党の畠山和也議員は、山本氏の発言を「言語道断の発言だ」と厳しく抗議。「国会の審議を否定し、数の力で押し切ることを公言したもので、『強行採決しない』という何らの約束もしないで、どうして委員会を開けるのか」と主張しました。

 ところが与党側は、強行採決しないことの確約などの野党側の求めに応じず、委員長が委員会の開会を強行しました。

 担当大臣の「強行採決」発言を事実上の不問にふし、「強行採決」しないという確約すらせず、委員会を強行する安倍政権・与党の二重の暴挙があらわになりました。


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