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2016年10月16日(日)

空母連絡オスプレイ 25年までに配備 日本にも

各地で離着陸繰り返す危険

米海軍文書

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 米海軍はこのほど公表した戦略文書「海軍航空展望2016―2025」で、原子力空母艦載機部隊の一部である連絡機C2グレイハウンドに代えて、垂直離着陸機「CMV22オスプレイ」を20年から配備する計画であることを明記しました。25年までに交代を完了する計画です。

 米海軍横須賀基地(神奈川県)を母港とする原子力空母ロナルド・レーガンの艦載機部隊(同県・厚木基地)に2機のC2が所属しており、オスプレイに交代する見通しです。国内にはすでに海兵隊のMV22(24機)が配備されており、17年から配備される空軍のCV22(10機)に加え、海軍への配備が進む異常事態です。

 空母艦載機部隊の連絡機は国内の基地と洋上の空母を頻繁に往復します。空母が日本近海を航行する際、オスプレイが国内各地の基地で離着陸を繰り返す危険があります。

 オスプレイをめぐっては、相次ぐ墜落事故による事故への懸念に加え、沖縄県内で激しい騒音被害や、離着陸時の排気熱による環境への負荷や火災の危険をもたらしています。

岩国基地には無人機配備も

 また、「航空展望」によれば、EA6Bプラウラー電子攻撃機を19年までに退役させ、無人機などで構成される電子戦闘システムを25年までに配備する計画です。プラウラーは米海兵隊岩国基地(山口県)に配備されており、今後、同基地にも無人機が配備される可能性があります。


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