2016年10月15日(土)
安心な年金へ「一揆」
各地で取り組み 中央集会に2400人
小池書記局長あいさつ
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「若い人も高齢者も安心できる年金を」と14日、「年金一揆2016」が全国各地で取り組まれました。東京・日比谷野外音楽堂では、全労連と全日本年金者組合の共催で中央集会が行われ、2400人(主催者発表)が参加。集会後のデモでは「年金を下げるな」とこぶしをあげました。
集会では、臨時国会に政府が提出している年金制度改悪法案の撤回・廃案などを求める宣言が採択されました。
主催者あいさつした年金者組合の冨田浩康委員長は「全国で1万人を超える仲間が総決起しています」と報告しました。「安心して暮らせる社会の実現のために奮闘しよう」と訴えました。
日本共産党の小池晃書記局長(参院議員)、畑野君枝、堀内照文両衆院議員、倉林明子参院議員が参加しました。
あいさつした小池氏は、政府が提案している「年金制度改悪法案」について「たとえ物価が上がっても、現役世代の賃金が下がれば年金額を切り下げるという、とんでもない中身です。審議入りを許さず、撤回させるため、ご一緒に力を尽くしましょう」と訴えました。
全労連の小田川義和議長が共催あいさつ、「年金裁判」全国弁護団共同代表の加藤健次弁護士が連帯あいさつをしました。
自由党の小沢一郎共同代表、日本共産党の国会議員11人からメッセージが寄せられました。