2016年10月14日(金)
争点鮮明、広がる共闘 勝利必ず
新潟知事選 志位委員長が会見
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日本共産党の志位和夫委員長は13日、国会内で記者会見し、野党と市民の統一候補、米山隆一氏が猛追し、大激戦・大接戦となっている新潟県知事選(16日投票)について問われ、「最終盤の情勢は大激戦・大接戦というのが現状です。残る数日間、手だてを取り切って、必ずいい結果を出したい」と語りました。
志位氏は、選挙戦の様相について「(東京電力)柏崎刈羽原発の再稼働の是非が最大争点として明瞭になり、TPP(環太平洋連携協定)の問題も争点になっています。その中で、県政のあり方を問うというたたかいとなっています」と指摘しました。志位氏は「県民多数の願いを託せるのは、米山さんしかないという流れが広がっています。そういう流れをつくる上で、野党と市民の共闘が大きな力を発揮しています」と強調しました。
知事選での野党共闘について問われ、志位氏は「選挙戦の経過の中で、すでにたくさんの民進党の国会議員の方々が応援にかけつけています」として、民進党の松野頼久、前原誠司両衆院議員や、黒岩宇洋県連代表などが米山候補の応援に立ったと述べ、「実態的には4野党の共闘になってきています」と指摘しました。
志位氏は「野党と市民の共闘態勢が本気の共闘になって、それが選挙戦全体の中で大きな力を発揮し、そして共闘の輪が、かつて自民党議員であった白川勝彦さん(元自治相)のような保守層にも広がっていくというたたかいになってきています。この流れを広げに広げて必ず勝利したい」と語りました。