2016年10月13日(木)
TPP批准阻止 議員会館前で抗議
15日の「1万人行動」へ決意
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環太平洋連携協定(TPP)の批准を阻止しようと12日夜、衆院第2議員会館前で抗議行動が行われました。呼びかけたのは、「TPPを批准させない!全国共同行動」です。
参加者は「TPPの審議入り反対」などとコール。各団体の代表は、「今国会での拙速な批准は絶対許さない」と15日におこなわれる「1万人行動」の成功と批准阻止への決意を表明しました。
全労連の川村好伸常任幹事は「TPPは、自治体による地場産材の利用など地域経済振興の努力を水の泡にする」と批判。「15日の行動に単産にも呼びかけ成功に力を尽くしたい」と語りました。
農民連の吉川利明事務局長は、岩手県内の七つある単位農協の全てが「全国共同行動」への賛同を表明したことを紹介。「全国の草の根の共同が広がっている。この力で批准を止めよう」と述べました。
「TPPに反対する人々の運動」の山浦康明氏は「1万人行動を成功させ、“TPPに国民は怒っている”という声を安倍政権に突きつけよう」と呼びかけました。