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2016年10月10日(月)

豊洲市場問題

笠井議員「百条委で究明を」

いち早く追及 「しんぶん赤旗」に注目

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テレ朝系番組

 「都政問題追及でいま注目の『しんぶん赤旗』に潜入」―9日放映のテレビ朝日系「たけしのTVタックル」は東京・豊洲問題をとりあげ、日本共産党都議団と一体で同問題を追及してきた「しんぶん赤旗」を詳しく紹介しました。番組には元記者である笠井亮衆院議員が出演、コメントしました。

 笠井氏は「東京都の隠蔽(いんぺい)体質が顕在化している。強い調査権限をもつ百条委員会を設置し、事実を徹底究明することが出発点だ」と強調しました。

 番組では「豊洲の問題をいち早く追及してきたのが『しんぶん赤旗』」として、元衆院議員でタレントの杉村太蔵さんが赤旗編集局を訪問、小木曽陽司編集局長が案内し、質問に答えました。取材や紙面づくりにあたる編集局の様子が映像で流されました。

 豊洲問題の取材に携わってきた「しんぶん赤旗」首都圏総局の岡部裕三記者は、杉村さんの質問に「食の安心・安全は市場の命綱です。豊洲市場は危ない」と答えました。

 番組から「赤旗の報道はあおりすぎではないか」と問いかけられ、笠井氏は「都民、消費者の不安があり、そこで働いている人のなかにも『大丈夫なのか』という声がある。明らかになった事実を、一緒に考えようという姿勢で報じている」とのべました。

 小池百合子都知事の対応については「小池さんは『みえる化』するといっており、それを徹底して進めてもらいたい。是々非々の対応だ」とのべました。

 藤井聡京都大学大学院教授が現在の工法は安全だと主張しました。

 笠井氏は「不備があることが明らかになって、小池知事は『必要なら調べる』と答えている」と指摘。「こういう土壌汚染地につくったことが問題だ。安全が確認されないところに市場をつくって食の安全の問題が起きれば取り返しがつかない」とのべ、都民の英知を集めて解決を図ることを求めました。


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