2016年10月9日(日)
共産党が各地で演説会・集い
運動の高まりを市政へ
茨城・つくば市で穀田衆院議員
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茨城県つくば市の日本共産党と党後援会は8日、穀田恵二衆院議員・党国会対策委員長を迎えて演説会を開きました。
穀田氏は、国民連合政府の提案など、国会内外で市民とともに政治を動かしてきた党の活動を振り返り、「いま、新潟県知事選、東京・福岡の衆院補選、議員の領収書白紙問題など政治の話題がマスコミに取り上げられ、その中で市民との共同を大切にする共産党が存在感を増している。市民共同の新しい政治の高まりを、つくば市で示そう」と呼びかけました。
11月6日告示・13日投票で行われる市長選に市民共同の候補者として出馬予定の、いがらし立青(たつお)氏が、「前市長の総合運動公園整備計画を市民運動で撤回させた。市民無視の市政を変えたい」と訴えました。
同日投開票される市議選の滝口隆一、橋本けい子、山中まゆみの各候補が決意表明。勇退する田中サトエ市議からバトンを受け取った山中氏は「戦争法廃止を掲げて保育園で『ママの会』を立ち上げました。つながった人たちと、いのちと暮らしを大切にする市政を実現したい」と語りました。
初めて共産党の演説会に参加した男性(37)=会社員=は「保育士さんの待遇を改善して、つくばを子育てしやすい都市にしてほしい。いがらしさんと共産党を応援します」と話しました。
穀田氏の訴えに応え、2人が会場で入党しました。
“共同の大義を太く”
長崎・諫早市で田村副委員長
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長崎県の日本共産党中部地区委員会は8日、田村智子副委員長・参院議員を迎えて諫早市で「日本共産党と新しい日本を語る集い」を開きました。
「2期目の当選を果たし、今回の初登院は晴れやかな気持ちだった」と切り出した田村氏は、参院選を振り返って「野党と市民の共闘が広がり、劇的な変化が起こった」と指摘。その上で、日本共産党を幅広い人々に知ってもらい、共同の大義を太く確かなものにして衆院選をたたかう展望を語りました。
田村氏は、アベノミクスなど安倍政権の暴走と破綻について、党綱領を示しながら「大企業中心の政治が日本経済に深刻な矛盾を生み出しています。日本共産党は経済社会の中に民主的なルールを確立することを目指しています」と語りました。
戦争法や自衛隊に関する参加者の質問に対し、田村氏は「外交の力で国民を守ることが当然であり、自衛隊を解消することに国民の理解が得られるような状況をつくりたい」と答えました。
来年3月の諫早市議選に立候補する西田京子、中野太陽の両市議が決意を語りました。
田村氏を囲んで感想を語り合う中で、男性(36)が「国民の苦難に心を寄せる党の一員になりたい」と入党申込書にサインしました。