2016年10月9日(日)
“早く原発やめて”
北海道集会に2500人
「さようなら原発1000万人アクション北海道実行委員会」は8日、札幌市の大通公園で、「ストップ再稼働 さようなら原発北海道集会」を開催、全道各地から2500人が参加しました。
畠山議員が参加
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北海道大学の小野有五名誉教授は「北海道の西端にある泊原発はひとたび事故が起き西風が吹くと、放射性物質が飛び、札幌も住めなくなる。北海道は逃げる場所はない。一刻も早く原発をやめさせないといけない」と語りました。
北海道がんセンターの西尾正道名誉院長は「電気料金がかかると言われる真冬も、泊原発がなくても電気は足りている。泊原発を止めましょう」と発言しました。
ルポライターの鎌田慧さんは「原発を廃炉にし、安心して暮らせる日本へ頑張ろう」と述べ、前札幌市長の上田文雄弁護士は「福島の人は苦しんでいます。原発反対の運動を進めよう」と訴えました。原発避難者の団体代表や、鹿児島県、泊原発近隣の岩内町など各地の活動の報告がありました。
参加者は「自然と共に生きるなら原子力なんて必要ない」と書かれたパネルを一斉に掲げアピール。集会後、「再稼働反対」「原発いらない」とデモ行進をしました。
帯広市の女性(42)は「福島の避難者は家族が離れ離れになるという話が印象に残った。原発はやめてほしい」と話していました。
日本共産党の畠山和也衆院議員も参加しました。