2016年10月9日(日)
阿蘇山で爆発的噴火 県を挙げての支援を
山本党県議が現地調査
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熊本県・阿蘇山の爆発的噴火を受け、日本共産党の山本伸裕県議は8日、阿蘇市役所に佐藤義興市長らを訪ねたほか、火山灰の影響などを現地調査しました。竹原祐一市議が同行しました。
佐藤市長は、火山灰による農産物の実害、観光への風評被害が懸念されるとして、住民や観光客の安全確保、支援などの対策に力を入れたいと述べました。
和田一彦総務部長は「調査中の現時点で降灰がひどかった地域は限られていますが、火山灰の河川への流出で洪水の危険が心配されるので、国、県に河床掘削などの支援を求めたい」と話しました。
市によると、観光地への影響は少なく、阿蘇草千里のレストラン街は、火山灰の除去が終わり次第、再開の見込みです。
山本県議は調査後、「熊本地震からの生活・生業(なりわい)の再建が始まった矢先の噴火で住民のさらなる疲労が心配される」と指摘。復旧支援について「できる限り県を挙げてやることが必要だ」と話しました。