2016年10月4日(火)
“高江・福島 力ひとつに”
「アベ政治を許さない」 国会前で訴え
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「アベ政治を許さない」ポスターを掲げる行動が3日、全国各地で一斉に取り組まれました。国会正門前には小雨の降る中、約100人が集まりました。行動は、作家の澤地久枝さんが呼びかけ、毎月3日に行っています。
ポスターは、戦争をさせないとの思いを込めた俳人の金子兜太さんの作品です。
東京都葛飾区から参加した女性(63)は、国民の思いを平気で無視する安倍政権に対して、強い憤りを感じています。「独裁の雰囲気を強く感じる。選挙でも、4割に満たない得票しか得られていないのに改憲勢力が3分の2になってしまう小選挙区制の弊害も見直す必要があると思う」と話しました。
初めて参加した川崎市の男性(60)は「社会全体の動きが、徐々に戦争する国へ近づいているように感じることが多くなった。テレビでも、安倍政権や現在の日本の動きを批判する声や報道は少ない。逆に、現在を肯定する番組を多くみかける」と、危機感を語りました。
作家の渡辺一枝さんは、「許せない気持ちが爆発しそうです。高江も、福島も、全て安倍政治から発せられています。私たちの力を一つにして、安倍政治に鉄拳を振るいましょう」と呼びかけました。