2016年10月3日(月)
米山氏「原発は不要」
公開質問状 自公候補は個別回答避ける
新潟県知事選 16日投票
柏崎刈羽原発の再稼働が大きな争点となっている新潟県知事選挙(16日投票)で、市民と5野党共同候補の米山隆一氏は市民団体の公開質問状に、「エネルギー政策上、原発は必要でない」などと回答(先月27日)しました。
質問状は先月、原発からいのちとふるさとを守る新潟県民の会が各予定候補者に出していたもの。15項目にわたり原発への態度、国や東京電力の対応について質問しています。
米山氏は「必要でない」根拠として、稼働してないことで電力不足が起こらず、支障がないことを挙げ、再生可能エネルギーなどを確保しながら、原発からの離脱をと主張しています。
「柏崎刈羽原発6・7号機の再稼働に同意しますか」の問いに、同氏は「同意できない」にマルをつけ、福島第1原発事故などの検証がなされない限り、再稼働の議論はできないという、泉田(現知事)路線を継承しますと補足説明しています。
自民、公明推薦の森民夫候補は個別の回答を避け、再稼働への態度を示さないまま、抽象的に「県民の安全と安心の確保を最優先」などと回答しています。