2016年10月3日(月)
米山さんで再稼働推進止めよう
新潟知事選 小池書記局長が応援
各党代表訴え
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「頑張れ!」「いいぞ!」―日本共産党の小池晃書記局長と生活の党の森裕子新潟県連代表らが、米山隆一同県知事候補(49)の手を掲げると市民から歓声が上がりました。小池書記局長は2日、各党代表らと新潟市内2カ所で街頭演説し、東京電力柏崎刈羽原発再稼働が大争点となっている新潟県知事選(16日投票)で、何としても米山氏を勝利させようと訴えました。
大勢の市民が駆けつけた新潟駅前(中央区)では、米山候補と各党の代表が宣伝カーに上る光景を見た女性が「迫力ある」と興奮気味に語りました。
米山氏は、▽東電福島原発事故の原因▽原発事故後の健康と生活への影響▽避難計画の実効性をあげ「この三つが徹底的に検証されないかぎり、原発再稼働の議論はない」と表明しました。
小池氏は、参院選新潟選挙区で野党統一候補の森氏が勝利したことをあげ、「市民と野党が一つになれば、権力のどんな横暴も覆すことができると証明されました。与党と電力会社は原発再稼働の議論はしないという新潟県政を覆そうとしています。今度は、市民と野党が力を合わせて米山さんを新しいリーダーに押し上げよう」と呼びかけました。
小池氏は、「柏崎刈羽原発は世界一の規模を持つ原発です。福島第1原発事故の総括もしないで、再稼働なんて許されない」と厳しく批判しました。
さらに、環太平洋連携協定(TPP)について、輸入米価格の偽装が発覚したと指摘し、「もはや政府の試算がでたらめなのは明らかです。新潟のコメと、誇りの農業を守りぬく米山さんをリーダーに選ぼう」と訴えると、市民から大きな拍手がわきました。
米山候補の選対本部長を務める森氏は、「参院選で県民から、子どもの未来を輝くものにしてほしいと切なる願いを託してもらいました。その熱い思いを今度は米山さんに」と力を込めました。
市民と共産、生活、社民、新社会、緑の5党がつくる「新潟に新しいリーダーを誕生させる会」共同代表の中山均新潟市議(緑の党共同代表)と、社民党の竹内功新潟市議がマイクを握り応援しました。
秋葉区のショッピングセンターでは、同会共同代表の磯貝潤子さんも米山候補必勝を訴えました。
この日、小池氏は米山選対事務所を激励に訪れ、同会の渡辺英明事務局長(社民党県連幹事長)と懇談しました。