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2016年10月2日(日)

捜査違法性 浮き彫り

仁比氏、県警盗撮で調査

大分・別府

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写真

(写真)隠しカメラが発見された斜面前で矢須田氏(左)の説明を受ける仁比参院議員(中央)と堤県議(右)=1日、大分県別府市

 大分県警別府署が、参院選で野党統一候補を支援する団体が入る建物敷地に隠しカメラを設置し、市民の出入りを盗撮していた事件で、日本共産党の仁比聡平参院議員は1日、現地を調査し、関係者から事件の概要などを聞き取りました。堤栄三党県議、山下魁県書記長が同行しました。

 別府市内の現場では矢須田士(やすだ・ものぶ)連合大分東部地協事務局長から、隠しカメラ発見のいきさつなどを聞き取りました。

 矢須田氏は、事件が表面化し2カ月近くがたつものの、県警から隠し撮りの目的は語られず、一方で労働・生活相談などで来館する市民に深刻な影響を与えている実態を明らかにし、「幕引きはさせない」と語りました。

 仁比氏は事件の経緯、会館関係者らの声をていねいに聞き取り「侵害された人権の重大さ、隠し撮りという侵害行為の卑劣さ、捜査手法の違法性が浮き彫りになった事件だ」と指摘。「国会で力を尽くしたい」と応じました。

 地元メディアも、共産党国会議員の調査に注目し駆けつけました。県内では、県議会が真相究明と再発防止を求める決議を全会一致で可決したほか、7市で県公安委員会に対して真相究明を求める意見書が相次ぎ可決されています。


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