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2016年10月1日(土)

首相“何が問題なのか”

本会議での総立ち拍手

追及に“侮辱”と気色ばむ場面も

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 安倍晋三首相は30日の衆院予算委員会で、所信表明演説(26日、衆院本会議)中に自らの呼びかけに応じて自民党議員が立ち上がって拍手した問題について「どうしてそんなに問題になるのか理解できない」と述べました。民進党の細野豪志代表代行への答弁。

 首相は演説で、海上保安官、警察官、自衛官の働きぶりに触れ「今この場所から、心からの敬意を表そうではありませんか」と呼びかけました。これに応じて多くの自民党議員が示し合わせたように立ち上がって拍手。首相も壇上で拍手し、演説が中断。大島理森議長が注意する事態となりました。

 27日の衆院議院運営委員会理事会で「首相の行為は不適切」との認識で与野党が一致。自民党理事が「政府に対して『気をつけてほしい』と伝えたい」と表明していました。

 予算委では細野氏が演説時の状況について「この国の国会ではないのではないかと錯覚すら覚えた」と述べたことに対して、首相が「どの国だというのか。あまりに侮辱ではないか」と気色ばむ場面もありました。


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