2016年9月30日(金)
未来に責任もつ県政に
新潟知事選告示 米山候補訴え
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新潟県知事選が29日告示(10月16日投票)され、「新潟に新しいリーダーを誕生させる会」(共産、社民、生活、新社会、緑の5党、市民団体などで構成)から、米山隆一氏(49)=前民進党衆院5区総支部長=が立候補し、新潟駅前で第一声をあげました。各野党代表、県議・市議や市民団体代表などが並びました。日本共産党の志位和夫委員長がメッセージを寄せました。
米山候補は「福島原発事故から5年たっても故郷に戻れない避難者がたくさんいる。繰り返してはならない。柏崎刈羽(かしわざきかりわ)原発再稼働について、泉田裕彦知事の路線を継承し、原因究明、健康・生活への影響、避難対策の三つが徹底検証されない限り、再稼働の議論はしない」と力説。さらに「子育て、医療、介護など県民の思いが届き、未来に責任が持てる県政を実現したい」と訴えました。
森裕子選対本部長(参院議員)は「米山候補は、安倍政権の言いなりで原発再稼働するのでなく、泉田知事の意思を引き継ぎ、県民の安全のために身をささげる決意をしてのたたかい。どうか勝たせてください」と訴えました。
日本共産党の藤野保史衆院議員は「原発、TPP(環太平洋連携協定)、憲法など安倍政権言いなりの知事では願いを実現できない。参議院選挙で示された県民の良識を米山候補に寄せてください」と呼びかけました。
知事選には他に、前長岡市長で自民・公明党が推薦する森民夫氏(67)ら3人が立候補しました。
民進党は自主投票を決めています。