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2016年9月26日(月)

核兵器近代化予算を生活に

米の平和団体 新たな運動へ

多様な組織と共同

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(写真)世界大会から持ち帰った横断幕を手にして発言するヘイリー・コプリーカニンガムさん(左から3人目)=24日、米マサチューセッツ州ケンブリッジ(島田峰隆撮影)

 【ケンブリッジ(米マサチューセッツ州)=島田峰隆】米東部マサチューセッツ州ケンブリッジで24日、オバマ米政権の進める核兵器の近代化に反対し、その予算を医療や教育、住宅建設、賃金引き上げなど国民生活に使うよう求める新たな運動を始める集会が開かれました。

 地元の平和団体「マサチューセッツ・ピース・アクション」が呼び掛けた運動です。オバマ政権は今後30年間に1兆ドル(約101兆円)を費やして核兵器の近代化を目指しています。同日討議された方針書によると、現職議員への働き掛けに加えて、近代化に反対する連邦議員や地方議員を多く当選させることを目標にします。議会の「進歩議員連盟」を通じて国民の立場に立った予算案を対案として示す活動も強めます。

 マサチューセッツ工科大学教授で方針書の作成に関わったジョナサン・キング氏は核兵器予算が、がん研究費の4倍以上であることなどを指摘。「賃上げを求める運動、手頃な価格の住宅を求める団体など多様な組織と共同したい」と述べました。

 今年の原水爆禁止世界大会に参加したタフツ大学ピースアクション会長のヘイリー・コプリーカニンガムさんは「80歳を超えた被爆者の方が私よりはるかに元気に署名を集めていた。世界の活動家と交流し、日本の運動の強さに触れて、さらに力をもらった」と語り、ヒバクシャ国際署名の協力を訴えました。


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