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2016年9月22日(木)

米軍共同使用中止を

陸自福知山射撃場 防衛省へ要請

倉林・井上議員

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(写真)防衛省の担当者から説明を受ける(右から)井上、倉林両参院議員=20日、国会内

 京都府京丹後市の米軍Xバンドレーダー基地に所属する米軍人・軍属による実弾射撃訓練のため、福知山市の陸上自衛隊福知山駐屯地の射撃場を共同使用する計画について、日本共産党の井上哲士、倉林明子両参院議員は20日、防衛省から説明を聴取し、計画の中止を求めました。穀田恵二衆院議員秘書も同席しました。

 同省担当者は共同使用のための調整を行っている事実を認め、「地元自治体の理解と協力が不可欠。早い理解を得たい」とのべました。

 説明によれば、軍人・軍属の射撃訓練は、6カ月で失効する米軍の射撃資格の維持のために必要とされ、現在、東富士演習場(静岡県)で行われていますが、米軍は「効率的な訓練環境の確保」のためとして福知山駐屯地の「限定的な共同使用」を11月の訓練から要望しているといいます。訓練は年間20日間(年4回、1回5日)を想定し、福知山への人員の移動は武器・弾薬と別にバスで行うとされます。京都府内で自衛隊の基地を米軍の訓練のために共同使用化した前例はありません。

 倉林氏は「京丹後市では、米軍はバス通勤すると説明していたにもかかわらず、全く守られていない。住民の不安を招く」と指摘。井上氏は「京都で初めて米軍基地が置かれたうえ、日米の軍事協力が際限なく増えることに懸念がある」と指摘しました。


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