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2016年9月22日(木)

激動の情勢―党綱領の生命力がいきいきと発揮されている

日本共産党6中総終わる

創意と自発性発揮して「党勢拡大大運動」の成功を

志位委員長が結語

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 20日から開かれていた日本共産党第6回中央委員会総会は21日、幹部会報告を受けて討論を続行し、志位和夫委員長が討論の結語を行ったうえで、幹部会報告と結語を全員一致で採択しました。


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(写真)結語を述べる志位和夫委員長=21日、党本部

 結語で志位氏は、2日間で52人が発言し、全国で8752人が視聴、612通の感想文が寄せられ、幹部会報告がきわめて積極的に受け止められ、深められたと強調し、討論をふまえて3点述べました。

 第1は、野党と市民の共闘が、今後に生きる大きな財産をつくり出していることです。志位氏は、(1)日本共産党自身が野党共闘を通じて、党機関も、党支部も、政治的に成長している(2)参院選後も多くの地域で、「今後も野党共闘を発展させよう」という話し合いが行われている―ことを強調しました。この中で、「実践を通じて、野党共闘という道に大義があり、確かな威力があるということは、誰も否定できない」と語り、「今後、曲折があったとしても、大局でいえば、決して後戻りすることはありません。そこは討論を通じても全体の確信にして、今後さらにこの道を発展させていきたい」と述べました。

 第2に、新しい情勢の中で日本共産党の綱領が大きな生命力を発揮していることです。

 志位氏は、綱領が、統一戦線論、日本改革論、世界論など、どの問題でも、いまの激動的な情勢の中で文字通り躍動的な力を発揮していると強調。共闘した市民や初めて党を応援した人などが綱領に注目しているとの討論での発言を踏まえながら、「党躍進と強大な党建設の最も根本的な条件と可能性はここにあります。ここにしっかり確信をもって頑張り抜こう」と訴えました。

 第3に、第27回党大会成功をめざす「党勢拡大大運動」の三つの政治的意義や、切実な必要性についてすべての出席者から決意と抱負が語られるとともに、「目標をやり切るのは大変だ」という声も多いと指摘。「ここを突破できるかどうかが『大運動』の成否をにぎっています」と述べ、「今度の『大運動』は、実践の中で探求し、開拓しながら成功させるという姿勢でのぞみたい。みんなが創意と自発性を発揮し、全国の知恵と経験を交流しながら成功させていこう」と呼びかけました。

 そのうえで、▽「支部が主役」で全支部・全党員の運動にしていくという基本に徹する▽「綱領を語り、日本の未来を語り合う集い」を“推進軸”にすえる▽党機関の長がやりぬく構えを固める―という3点が大事だと強調しました。

 最後に志位氏は、党活動全体の中で党建設がもっとも遅れた分野となっており、第26回党大会期の活動の総仕上げとして、「大運動」の成功に向けて「すべての中央役員の力を一つに集めて、必ず『大運動』を成功させようではありませんか。そしてこの9月のスタートダッシュが大事です。みるべき前進を9月からつくって発展させ、大きなうねりをつくっていく先頭に立とう」と呼びかけ、出席者は大きな拍手で応えました。


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