2016年9月21日(水)
辺野古の海 高江の森守れ
那覇 抗議のスタンディング
“できること したい”
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那覇市の3地区でつくる「安里(あさと)・大道(だいどう)・松川(まつがわ) 島ぐるみの会」は20日、東村高江の米軍ヘリパッド(オスプレイ用の着陸帯)建設や、辺野古新基地建設の反対を街頭に立って訴える“スタンディング”を、同市の安里交差点で行いました。
12日に続く2回目の行動で12人が参加。「辺野古の海を 高江の森を守ろう」「国いいなりの不当判決許さない」など、ヘリパッド工事強行や新基地をめぐる訴訟の県側敗訴判決などへの抗議を込めた自作のプラカードや横断幕を持ち、車や歩行者らにアピールしました。
同会世話人の宮城光也さん(61)は「8月に開いた学習会で、高江住民から切羽詰まった現状を聞き、行動しなくてはと始めました。運動が広がれば大きな力になる」と話しました。
参加した同市の女性(71)は「遠くて高江や辺野古になかなか行けないけど、権力側に黙って現状を受け入れていると思われるのが悔しい。何か意思表示をしたいと思い、この行動をしました。高江や辺野古のことで県民の胸の中で怒りが沸騰している。その意思表示の場です」と語りました。
毎週月曜日の午前8時から30分間、行動を続けます。