2016年9月15日(木)
市民 野党共闘へ提案
共産・民進予定候補に協定案
東京10区衆院補選
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10月23日投開票の衆院東京10区(豊島区、練馬区の一部)補選で野党統一候補の実現を求める市民が13日、国会内で、民進党と日本共産党の各予定候補者を招き集会を開きました。主催は「みんなで創ろう野党統一候補の会準備会」と「TeNネットワーク2016」。
民進党の鈴木庸介候補は「野党間に小さな考えの違いはあれど、来るべき総選挙で大きな目的に向けて力を結集できるかどうかの前哨戦だ」と、今回の補選の重要性を強調。日本共産党の岸良信候補は「野党共闘の力で自民党政治を変える大きな一歩を示す大事な選挙になる。共闘実現に向け、力を尽くしたい」と述べました。
「TeNネットワーク2016」の森田彦一氏は、安保法制廃止やアベノミクスの転換など10項目の政策協定案を両候補に提案したと報告。市民の運動を高め、野党統一候補実現を求める取り組みをさらに強めていく決意を表明しました。
参加者は、民進、共産、社民、生活の各党に対し、「憲法改悪への流れを止め、立憲主義を回復するためには、野党が共闘して議席を増やしていく努力が必要」だとするアピールを採択しました。
民進党の初鹿明博、共産党の宮本徹両衆院議員が駆けつけ、あいさつ。参院選で野党統一候補として勝利した杉尾秀哉(長野選挙区)、舟山康江(山形選挙区)の両参院議員がメッセージを寄せました。