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2016年9月13日(火)

共闘発展へ議論を

市民連合 民進代表選で「見解」

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(写真)記者会見する市民連合の(手前から)中野、千葉、西郷、高田の各氏=12日、国会内

 「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)は12日に国会内で記者会見し、民進党代表選(15日選出)について、同連合が8日に発表した「見解」を説明し、市民と野党の共闘を発展させる方向で議論を進めるよう求めました。

 会見で、「総がかり行動実行委員会」の高田健さんは、市民と野党の共闘について「政党、市民団体の相互の努力の積み上げがあって、ようやくできた枠組みだ」と強調。参院選前に市民連合と野党各党との政策合意にまで進んだことにふれ、「これを大事にして、この画期的な枠組みを発展させる方向で代表選に取り組んでいただけるように、お願いしたい」と語りました。

 中野晃一・上智大学教授(立憲デモクラシーの会)は、民進党代表選について「野党共闘の是非ではなく、野党共闘を改善、強化していく方向に議論を進める絶好の機会だ」と指摘。「野党第1党の民進党が率先し、他党と市民と連携してやっていくんだというビジョンを出す機会としていただきたい」と話しました。

 元シールズの千葉泰真さんは、市民連合と民進党が「沖縄の民意を無視した辺野古新基地建設の中止」を合意していることにふれ、「誰が代表になられても、その(合意の)重さをよく理解したうえで沖縄を見つめてほしい」と述べました。

 安保関連法に反対するママの会の西郷南海子さんは、母親たちの署名活動や選挙での取り組みを紹介し、「この1年間に市民がなしとげた大きなジャンプを過小評価しないでほしい」、「(代表選では)こういう(市民の)力を集めて、もう一回新しい政党になろうという姿を見せてほしい」と求めました。


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