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2016年9月8日(木)

建設阻止へ集中行動

市民ら「ヘリパッドいらない」

沖縄・高江

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(写真)雨脚が強まる中で抗議集会に集まる人々=7日、沖縄県東村高江

 沖縄県東村高江で7日、米軍ヘリパッド=オスプレイパッド(着陸帯)の建設工事に抗議する「集中行動」が取り組まれました。

 台風13号や低気圧の影響で早朝から大荒れの天候となる中、約200人が参加しました。機動隊が市民と対峙(たいじ)するように配置され、緊張感が高まる中で抗議集会が開かれました。

 沖縄統一連の瀬長和男事務局長は「すでに2カ所のヘリパッドが建設され、高江の子どもたちはオスプレイの騒音で夜も眠れないほど苦しめられている。あと4カ所も造られたら、誰が住民の命と健康を守れるのか」と批判し、ヘリパッドいらない住民の会の宮城勝己さん(63)は「政府は全国から機動隊を動員して人々を弾圧し、ヘリパッドを完成させようとしている。大変な苦境にあるが、力を合わせて頑張りたい」と決意を述べました。

 日本共産党から比嘉瑞己、瀬長美佐雄、玉城武光の各県議が参加。比嘉氏は「やんばるの森も辺野古の海も沖縄県民のもの。(米軍基地を)無条件で返還させることこそ道理ある道だ」と強調しました。

 那覇市から参加した男性(41)は「県民の団結が強まれば、基地のない未来をひらく運動になると信じています。非暴力で整然と抗議し続けたい」と語りました。

 機動隊が米軍北部訓練場「N1地区」ゲート前に市民を近づかせないように規制し、迂回(うかい)させたダンプカー10台とトレーラー2台で砂利と重機の搬入を強行しました。


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