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2016年9月7日(水)

鶴保沖縄担当相の速度違反

参院選中の“暴走”認める

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 高速道路を40キロの速度超過容疑で書類送検された鶴保庸介沖縄・北方担当相(参院和歌山選挙区)は6日の記者会見で「選挙応援の要請があり、和歌山から新大阪へ急いでいた」と釈明し、ことし7月の参院選さなかの“不祥事”だったことをみずから明らかにしました。

 鶴保氏は「ご心配をおかけし、おわびする」と陳謝したうえで、進退に関しては「襟を正して頑張る」とのべ、続投の意向を明らかにしました。

 鶴保氏によると、報告を受けた菅義偉官房長官からは、「しっかり(職務を)頑張ってくれ」と告げられたといいます。菅長官も同日の会見で「今後、しっかりと襟を正して職務にまい進するという話を頂いたので、そのようにされると思っている」と問題視しない姿勢を示しました。

 しかし、スピード違反は、鶴保氏自身が4選を目指していた選挙期間中に起こしており、不問に付すわけにはいきません。しかも2006年10月にも、大阪府河内長野市の国道で制限速度を約35キロ超過、罰金7万円の略式命令をうけたという前歴があります。

 閣僚としての適格性と閣僚に据え続ける安倍内閣の姿勢が問われています。


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