2016年9月7日(水)
なくせ戦争法・やめろTPP
農民ら怒りの声上げる
秋田
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秋田県米価対策共闘会議(鈴木万喜夫議長)は6日、秋田市内で「つぶせTPP!やめろ戦争法!!9・6だまっていられない、怒りの秋田県農民集会」を開き、県内の農家、市民らが参加しました。
時折強い風雨が吹きつける中、「史上最悪の破壊協定・環太平洋連携協定(TPP)国会批准絶対反対、戦争法廃止・憲法改悪を許さない運動をこれまで以上に広げよう」と怒りの声を上げました。
鈴木議長は「農業・農協つぶしの農政改革、米価暴落や生産費を大きく割り込む低米価政策で農家の経営難と地域の疲弊が深刻だ。安倍政権は秋の臨時国会でTPPを強行しようとしているが、たたかいはまさにこれから」と訴えました。
大仙市の男性は「TPPも戦争法も、経済優先か、命や平和が優先なのかの重大問題です」と語り、秋田市の兼業農家の女性は「TPP批准は絶対反対」と話しました。
集会後は十数台のトラクター、軽トラックと共に中心街をデモ行進。沿道の若い女性らが「TPP反対」と手を振って激励しました。参加者代表らは県庁、県農業会議、JA秋田中央会を訪問し要請書を手渡しました。日本共産党の加賀屋千鶴子県議が参加し、連帯のあいさつをしました。