2016年9月5日(月)
戦地に自衛隊行かせるな
市民がスピーチ・紙芝居
東京
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戦争法によって、海外で自衛隊を「殺し、殺される」任務に就かせてはいけないと4日、市民約50人が東京・JR新宿駅前で宣伝を行いました。参加者は「戦争法を発動させてはいけない」とスピーチし、紙芝居や劇でアピール。「自衛隊を戦地に行かせるな」と呼びかけました。
主催したのは「解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会」街宣チーム。約1時間半の宣伝では「どうなるの!? 日本国憲法」と書かれた新しいカラーチラシも配布しました。
マイクを握った高田健さんは、安倍晋三政権が11月にも紛争が続く南スーダンに「駆け付け警護」などの任務を付与した自衛隊を派遣しようとしていると指摘。「誰の命も、戦争で失ってはいけない。反対の世論を大きく盛り上げましょう」と訴えました。
「戦争法反対」のプラカードを掲げていた女性(71)は川崎市から参加しました。「孫が4人います。戦後生まれとして、黙ってはいられない今の政治を変えたい。野党のみなさんには、共闘を続けてほしい」
立ち止まってスピーチを聞いていた京都市の男性(51)は「安倍政権をこのままにしていては危険です。地元でも行動したい」と語りました。