2016年9月5日(月)
北東アジア平和構想語る
志位委員長 マレーシア国営通信に
日本共産党の志位和夫委員長は3日午後、マレーシアのクアラルンプールで開かれたアジア政党国際会議(ICAPP)第9回総会の会場で、同国の国営ベルナマ通信の取材を受け、党の「北東アジア平和協力構想」について答えました。
ベルナマの記者は、志位氏が総会の発言で、東南アジア諸国連合(ASEAN)の取り組みをふまえ、北東アジアでの平和と協力の地域づくりの展望を語ったことに、「大変興味深いスピーチでした」と、インタビューを思い立った動機をのべ、「アジア全体で欧州連合(EU)のような統合は可能でしょうか」と質問しました。
志位氏は、「アジアはきわめて豊かな多様性をもつ大陸です。政治・社会体制、経済の発展段階、文明など、たいへんに多様です。そうした違いを互いに尊重し、共存と協力をはかり、全体を包括する方向をめざすことが大切だと思います」と語りました。