2016年9月3日(土)
高齢者の避難所確保へ
高橋・岩渕氏 岩手2市1町
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日本共産党の高橋千鶴子衆院議員(台風災害対策副本部長)、岩渕友参院議員(同)は2日、台風10号に伴う豪雨で甚大な被害が発生した岩手県久慈市、岩泉町、宮古市へ調査に入りました。斉藤信、高田一郎、千田美津子の党県議団が同行しました。11人もの犠牲者が出た岩泉町では、伊達勝身町長にお見舞いの言葉をのべ、実情を聞きました。自宅が被災した林ア竟次郎(きょうじろう)町議も同席しました。
伊達町長は「全町的な災害であり、東日本大震災のときの被害規模を超えている。全体の被災状況の把握に力を尽くしている」と説明。道路寸断で孤立した地域から救助された高齢者の避難所として町内にあるホテルや旅館を確保するとのべ、「今後も必要な支援を国や県に要請したい」と語りました。高橋議員らは「大変だと思いますが、私たちも地方議員団と連携して国に対応を求めていきます」と激励しました。
その後、調査団は川の氾濫で大量の土砂が押し寄せた民家なども視察。自宅1階にたまった泥を夫婦で片付けていた女性は「あっという間に水がきた。2階に逃げて何とか助かった」と話しました。
調査団は久慈市では遠藤譲一(じょうじ)市長、宮古市では山本正徳市長に会い、お見舞いと被害状況の聞き取りをしました。