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2016年9月3日(土)

アジア政党会議

志位委員長、マレーシア戦略研と懇談

「北東アジア平和協力構想」は「非常に具体的」

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(写真)懇談を終えた志位氏(左)とウォン次長=2日、クアラルンプール(田川実撮影)

 クアラルンプール滞在中の日本共産党の志位和夫委員長ら代表団は2日、マレーシア政府のシンクタンク・マレーシア戦略国際問題研究所(ISIS)を訪問し、スティーブン・ウォン次長と懇談しました。

 ウォン氏は志位氏らを歓迎し、質問に答えて東南アジア諸国連合(ASEAN)の地域での平和・協力の取り組み、課題について説明。最近の韓国との交流に触れ、北東アジアの平和・安定へのASEANの今後の貢献も検討していると語りました。

 志位氏が、東南アジア友好協力条約(TAC)などの経験もいかした日本共産党の「北東アジア平和協力構想」を紹介すると、ウォン氏は、「非常に具体的ですね」と賛同を示し、「私たちも北東アジアのTACについて討論を始めています」と述べました。

 同氏はまた、域外諸大国のこの地域へのかかわりに触れ、「私たちに軍事同盟は全く必要ありません。必要なのは多様な友人です」と述べました。

 核兵器廃絶の問題について志位氏は、マレーシア政府が毎年の国連総会に核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議案を提出し、日本の原水爆禁止世界大会にも参加していることに敬意を表しました。

 ウォン氏は、「核兵器の廃絶は、人類の生存の問題です。マレーシアは、東南アジア非核地帯の提唱をはじめ、長年、一貫して取り組んできました。政府はさらに努力を強めようとしています」と応じました。


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