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2016年9月1日(木)

アジア政党会議 志位委員長が出発

会議の意義と抱負を語る

成田空港で

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(写真)記者の質問に答える志位和夫委員長=31日、成田空港

 マレーシアのクアラルンプールで1〜3日に開かれるアジア政党国際会議(ICAPP)第9回総会に出席するため、志位和夫委員長を団長とする日本共産党代表団が31日、成田空港を出発しました。

 日本共産党は、バンコク(タイ)の第2回総会以降、毎回、同会議に代表を派遣しています。今回の会議には現時点で、36カ国、86政党(うち約30カ国は政権・与党)が参加する予定です。

 志位委員長は出発前、成田空港で記者団の質問に答え、「ICAPPは、アジアで活動する政党が、与野党の別なく、イデオロギーの違いを超えて、一堂に会し、アジアと世界の『平和と協力』を促進するユニークなフォーラムとして大きく発展してきました」と指摘。「今総会のメインテーマは『一つのアジア』です。私は東アジアの平和秩序、『核兵器のない世界』をどう築くかというテーマで発言したい」と抱負を語りました。

 志位氏は、東アジアの平和秩序という点では、「東南アジア諸国連合(ASEAN)における地域の平和協力の枠組みに注目しつつ、それを北東アジアに広げる日本共産党の『北東アジア平和協力構想』について話したい」と表明。北東アジア、東南アジアに共通する問題として、(1)軍事対軍事の危険な悪循環に陥ってはならず、どんな問題も外交的・平和的解決に徹すること(2)領土に関する紛争問題の解決にあたっては、力による現状変更、武力の行使および威嚇など、紛争をエスカレートさせる行動を厳に慎むこと―の2点を強調する考えを示しました。

 また、「核兵器のない世界」という点では、ジュネーブで開催されていた国連作業部会で、核兵器の禁止条約の締結交渉を2017年に開始することを国連総会に勧告する報告書が採択されたという新しい画期的な情勢の進展を踏まえ、「ICAPPとしても核兵器の禁止条約交渉の開始を呼びかけることを提案したい」と表明しました。


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