2016年8月28日(日)
点字「しんぶん赤旗」500号
視覚障害者に寄り添い41年
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1975年1月に創刊した点字「しんぶん赤旗」は、8月号で500号を迎えました。
視覚障害者の強い要望で創刊した本誌は視覚障害者に支えられ、政党では唯一月刊で発行を続けてきました。
「政治を変えたい」と願うみなさんのたたかいと日本共産党の活動、視覚障害者の願いと運動、要望の強い科学もの、楽しい旅など約60ページで発行しています。
本号には、小木曽陽司赤旗編集局長の「点字『赤旗』500号にあたって」を掲載しています。さらに、「点字『赤旗』私の誇り/読者8人増・5人を党に迎える/新潟・五泉市 林正実さん」の記事を掲載しています。
林さんは、点字「赤旗」部数が後退していることを知り、創刊号を手にしたときの感激を思いおこしました。「私たちがお願いして発行してもらった点字誌を、いま増やさなければ」と決意しました。6月から友人、知人で点字の読める人に見本誌と一緒に手紙を添え購読を訴え、8人の読者を増やしました。4〜5月には5人に入党してもらいました。「500号を迎える点字『赤旗』を誇りに思っています。これからも増やします」と話しています。
点字「赤旗」は、障害者の生活と権利を守るため「国民の苦難 あるところに『赤旗』あり」の精神で視覚障害者に寄り添い発行を続けてきました。限られた字数ですが、「赤旗」日刊紙に掲載された記事を中心に視覚障害者の情報源としての役割を果たしています。
500号には、次の記事が掲載されています。
▽日本共産党創立94周年記念講演会/野党と市民の共闘さらに/日本政治の展望 志位委員長語る
▽相模原障害者施設殺傷事件どう見る/人権軽視と差別をやめ個人大切にする社会に
▽全障研が第50回大会/京都 願いが実現する社会に
▽安倍政権改造人事―アベノミクスと改憲への布陣
▽科学―火山灰からわかった! 西之島噴火の秘密
▽たび 東京・小金井市―日本標準時ここでつくる