2016年8月27日(土)
農地、河川復旧支援を
北海道 紙氏が台風被害調査
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日本共産党の紙智子参院議員と畠山和也衆院議員秘書の小谷祥司氏、森つねと道国政相談室長は、地元議員とともに26日、台風7、11、9号と三つの台風により大きな被害を受けた北海道上川地域を調査しました。
美瑛(びえい)町では河川の氾濫によって、橋の崩落や水田などへの冠水・浸水被害がありました。置杵牛(おききねうし)地区では約7割の水田が冠水しました。
美瑛町農林課の大西能正課長は「これだけ大きな被害は初めてです。激甚災害の指定など国の支援もお願いしたい」と訴えました。
富良野市にある、ふらの農業協同組合では、組合員の案内で台風被害について、冠水したタマネギ畑やビニールハウスなど各地の被害状況を調査。上富良野、中富良野、富良野、南富良野、占冠(しむかっぷ)の5市町村合わせて530戸で、約3億8千万円の農作物被害が出ています。
同農協の植崎博行代表理事組合長から「削られてしまった農地の復旧と河川の改修にかかる支援をお願いしたい」と要望が出され、紙議員は「台風が広範囲にわたって被害を生んでいて、収穫前の農家のみなさんのダメージは大きいと思います。被害を受けたみなさんの話を聞いて、すぐに政府へ要請していきたい」と応えました。