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2016年8月27日(土)

医師・看護師が不足

青森 高橋氏が地域医療を視察

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(写真)つがる総合病院を視察する高橋議員ら=25日、青森県五所川原市

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は25、26の両日、青森県西北五地域を訪れ地域医療の状況を視察しました。安藤はるみ、松田勝両県議と花田進五所川原市議らが同行しました。

 青森県庁では病床削減など国が地域の医療機関再編を進める「地域医療構想」について懇談。担当者が病床を3割削減して在宅医療に切り替える方針を説明し、高橋議員は「医師不足の青森での在宅医療には医師、看護師がより多く必要になる。ベッド数を減らして患者を追い出すという事態にはしてはいけない」と指摘しました。

 つがる市で懇談した福島弘芳市長は「がん検診を無料化したが、診療所は人手がなく対応しきれなくなってきている。精密検査予約に1カ月かかることなどもあり、医師・看護師不足の影響は大きい」と話しました。

 西北五地域の病院を集約し五所川原市で開院した、つがる総合病院の病棟やリハビリ設備を視察。鎌田和廣事務部長が、医師充足率がまだ7割程度であることなどを説明しました。

 五所川原市では平山誠敏市長と懇談。地域医療構想について平山市長は「在宅医療を増やすといっても、医師不足のままでは難しい。医師はまだまだ確保されていない」と話し、高橋議員は「自治体の対策を応援しつつ、診療報酬など国の医療への基本方針を変えていかなければならない」と応じました。

 つがる西北五広域連合職員労働組合の内山宏執行委員長らと地域医療構想について懇談しました。


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