2016年8月26日(金)
台風被害の北海道日高地域
畠山議員が調査
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台風7、11、9号と17日以降三つの台風が直撃した北海道では、河川の氾濫や土砂崩れによる道路の通行止め、JR線の不通、住居への浸水をはじめ、農産物への被害が拡大しています。
日本共産党の畠山和也衆院議員は25日、土砂崩れで前日まで国道が不通だった日高地域を訪れ、住民生活の影響や農業被害などの聞き取りと、昨年1月の暴風雪で不通となっているJR日高線の状況を調査しました。
畠山氏は大雨により浸水した日高町のトマト農家を訪問。近くの河川と排水路があふれハウス30棟が浸水した農民は「今なっているトマトは収穫できるが、根が水に漬かり、今後は出荷できないかもしれない」と心配そうに話しました。
日高線は、今回の台風による土砂流出によってさらに深刻な被害を受けています。
畠山氏は新ひだか町の本庄康浩副町長と懇談。
本庄氏は「雨が降るたびに被害が広がっている。国が一定の責任を持つべきだ」と訴え、畠山氏は「JRには公共交通の役割を果たすためどうするのかを求めたい。国が責任を持って対策を打たなければ前に進まない」と応えました。