2016年8月21日(日)
ダンプ10台 ゲート進入
高江で抗議続く
米軍ヘリパッド(着陸帯)の建設工事が再開された沖縄県東村高江の米軍北部訓練場「N1地区」ゲート前で20日、早朝から住民と県内外の支援者による抗議行動が続きました。
国頭村の砕石場で砂利を積んだダンプ10台は、途中の東村宮城で2時間ほど待機。警察車両の先導で高江に向かい、午前11時にゲート内に進入しました。
7歳の娘を連れてゲート前のテントで座り込んでいた大宜味村の女性(41)は「これまで近くを通っても手を振るだけでしたが、やんばるの森を壊してヘリパッドを造ることを知ってゲート前に来ました。高江の住民も県議会も反対しているのに、それを無視して工事を強行することに異常さを感じる」と語り、読谷(よみたん)村の男性(65)は「ヘリパッドを造るために手段を選ばない安倍政権が許せません。県民の団結で押し返したい」と力を込めました。