2016年8月20日(土)
“戦争法必ず廃止” 市民の声は止まらない
総がかり行動 国会周辺 3000人
来月で1年
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総がかり行動実行委員会は19日夜、国会周辺で戦争法(安保法制)廃止や憲法改悪反対などを訴える「19日行動」を行いました。時折、雨が降るなか、衆院第2議員会館前から国会図書館前を中心に3000人(主催者発表)が集まりました。各野党の代表、弁護士、市民団体の代表も参加。「戦争法は必ず廃止」「高江のヘリパッド建設反対」とコールしました。
同行動は、安倍政権が戦争法を強行した日(昨年9月19日)を忘れないと毎月、全国各地で取り組まれています。行動の最後に行われた行動提起で、「ちょうど1年となる来月は、午後3時半から国会正門前で行動する」と発表しました。
行動では、日本国際ボランティアセンター(JVC)など各団体が発言しました。日弁連・憲法委員会の山岸良太代表代行は「これからも弁護士会は、安保法制に反対し、廃止させる運動をしていく」と訴えました。
日本共産党の田村智子副委員長、民進党の小西洋之参院議員、社民党の又市征治幹事長がスピーチしました。沖縄・高江で強行されている米軍ヘリパッド建設について語った田村氏は「今も抗議を続けている市民の方がいます。安倍政権は力で市民の声を圧倒しようとしている。高江に連帯の声を」と呼びかけました。