2016年8月19日(金)
レスリング女子 伊調 4連覇 女子個人種目で史上初 土性・登坂も金
卓球男子団体は銀
【リオデジャネイロ=五輪取材団】リオデジャネイロ五輪第13日は17日、レスリング女子3階級が行われ、日本勢が三つの金メダルを獲得しました。58キロ級の伊調馨(いちょうかおり)選手が、女子の個人種目で全競技を通じて初の4連覇を達成しました。
69キロ級の土性(どしょう)沙羅選手は重量級で日本に初の金メダルをもたらしました。48キロ級の登坂(とうさか)絵莉選手は終了間際の土壇場で逆転し、優勝を手にしました。
卓球男子団体決勝に臨んだ日本(水谷隼(じゅん)、丹羽孝希、吉村真晴(まはる)の3選手)は3連覇を狙う中国に1―3で敗れましたが、同種目初の銀メダルを獲得しました。第2試合に登場したエース水谷選手は、これまで一度も勝ったことがなかった中国の許マ選手にフルゲームの末、勝利しました。
陸上では、男子やり投げ予選で新井涼平選手が決勝に進出しました。女子200メートル決勝はエレン・トンプソン選手(ジャマイカ)が21秒78で勝利し、100メートルとの2冠を達成。男子200メートル準決勝では世界記録保持者のウサイン・ボルト選手(同)が全体のトップで18日の決勝に進みましたが、ジャスティン・ガトリン選手(米国)は敗退しました。