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2016年8月15日(月)

空襲と戦争の悲惨さ語り継ぐ

大阪・京橋 終戦前日に600人犠牲

被災者追悼式典 遺族ら240人参列

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(写真)犠牲者に手を合わせる(左手前から)宮本、清水の両氏=14日、大阪市

宮本・清水氏出席

 71年前の終戦前日の1945年8月14日、米軍のB29爆撃機の攻撃を受けて500人から600人が犠牲になったとされる旧国鉄・京橋駅の空襲被災者を追悼する「慰霊祭」が14日、大阪市・JR京橋駅前の慰霊塔前で行われました。汗が滴り落ちる猛暑のなか、遺族や関係者ら240人が参列し、日本共産党の宮本岳志、清水忠史両衆院議員も出席しました。

 妙見閣(みょうけんかく)寺(慰霊祭世話人会事務局)の竹内日祥上人や渡辺弘幸JR京橋駅長らがあいさつしました。

 同駅に近い市立聖賢小学校の児童らが折り鶴を寄せ、児童を代表して6年生3人が、「さまざまな人に戦争の話を聞き、戦争の恐ろしさを知りました。やっぱり戦争を起こしてはいけないと改めて感じました」「私たちは次の世代にも戦争の悲惨さ、平和の大切さ、命の尊さを語り継いでいきたいと思います」と作文を読み上げました。

 「慰霊祭」に初めて来たという男性(80)=大阪市=は、終戦前日に犠牲になった人々の無念の思いに心を寄せ「戦争は殺し殺されるだけだ」と憤っていました。


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