2016年8月12日(金)
町民55%が「反対」
愛媛・伊方 「会」アンケート
伊方原発の問題を考える市民有志でつくる「瀬戸内海を守ろう会」は11日、同原発が立地する愛媛県伊方町(人口10023人、7月31日現在)で町民294人から再稼働の賛否などを聞き取ったアンケート調査の結果を発表しました。
伊方原発の再稼働について「反対」が55%に上る一方、「賛成」は25%にとどまっています。20%が無回答や「わからない」と回答しました。
再稼働の賛否を住民投票で決めることについては56%が「必要である」と回答。大地震の際に原発事故が発生する危険性については、再稼働の賛否にかかわらず「とても不安」(56%)、「少し不安」(29%)との回答が多数を占めました。
調査は7月11日から8月10日にかけて実施されました。
同会の阿部純子さんは「この結果をもとに住民投票の実施を目指したい」と語りました。