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2016年8月11日(木)

高江ヘリパッドとめよう 泊まり込み監視続く

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(写真)「N1裏」テントで「工事をとめよう」「森を守ろう」と声をあげる人たち=10日、沖縄県東村

 垂直離着陸機オスプレイが使用する米軍北部訓練場(東村、国頭村)ヘリパッド(着陸帯)建設をとめようと、工事車両への抗議と泊まり込みの監視行動が10日、続きました。

 住民らは、N1ゲートから着陸帯建設地へ向かう道路整備のための砂利搬入に対し、「森を壊すな」「生活を壊すな」と抗議。機動隊が通行止めをするなどして強権をふるい抗議行動を排除しましたが、搬入作業は遅れ、午前10時30分までかかりました。

 沖縄平和市民連絡会の北上田毅氏は、工事の受注業者が警察から受けた道路使用許可に違反していると指摘。「N1ゲート前の県道の使用条件となっている歩行者の通行に必要なスペースが確保されておらず、工事中などの予告看板も出されていない。工事を止めて条件通りの安全対策を取らせるべきだ」と現場にいる県警に抗議しました。

 一方、沖縄防衛局が「N1裏」テントの強制撤去を狙う中、早朝5時には約70人がテントに座り込みました。インターネットなどで状況を知って参加した全国からの若者も多くいました。

 大阪市の男性(28)は「ここではすべてを包みこむあたたかさを感じた。この現状を周りに広げたい。政府はもっと対話をしてほしい」と話しました。

 前日夜から10日にかけて伊波洋一参院議員や多くの県議らも駆けつけました。

 着陸帯工事再開から1カ月となる11日には、午前10時から「N1裏」テント前で大規模な抗議集会が予定されています。


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