2016年8月11日(木)
秋田の気持ち被災地に 岩手・大船渡市
仮設にコメ・カボチャ支援
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日本共産党秋田地区委員会ボランティアセンターの有志と加賀屋千鶴子秋田県議が10日、東日本大震災で大打撃を受けた岩手県大船渡市の仮設住宅を回り、農家に呼びかけて集めたスイカやコメ、メロン、お盆で使うキクの花などの支援物資を届けました。
48世帯が暮らしている「地ノ森仮設住宅」で、「こんにちは、秋田から野菜などを届けに来ました。ぜひ食べてください」とあいさつし一軒一軒回ると、住人は「わざわざ秋田から来たのですか。ありがとうございます」と笑顔で応えました。
1人暮らしの73歳女性(73)は「いただいたものの中には好物のカボチャも入っています。買わなければいけないものばかりで助かります。うれしいです」と話し、物資を受け取りました。
秋田県羽後(うご)町から軽トラックでスイカを運び参加した男性(63)は「羽後町はスイカの産地。ぜひ食べてほしい。被災地を応援したいという農家の気持ちが伝わってほしい」と話しました。
この支援は大震災の年から毎年行っています。加賀屋県議は「今後もできる形で被災者に寄り添っていきたい」と話しました。
11日も引き続き大船渡市内2カ所の仮設住宅を回る予定です。