2016年8月9日(火)
きょう長崎被爆71年
長崎は9日、米国が原爆を投下してから71年を迎えます。1発の原爆によって、多くの人々が今も放射線の影響による後障害に苦しめられ続けています。
長崎市では、市主催の平和式典などが行われ、原爆が投下された午前11時2分に黙とうし、犠牲者を追悼します。
スイス・ジュネーブで開かれている国連作業部会では、核兵器を禁止する条約についての実質的な議論が始まっています。今年4月に発表した核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことをすべての国に求める「ヒバクシャ国際署名」が日本内外で反響をよび、その署名を推進する共同の運動が始まっています。
7月末までの1年間に死亡が確認された被爆者は3487人。原爆死没者は17万2230人となりました。