2016年8月6日(土)
広島、きょう被爆71年
広島は6日、米国が原爆を投下した惨禍から71年を迎えます。広島市の平和記念公園では市主催の平和記念式典が開かれ、原爆投下時刻の午前8時15分に原爆死没者を追悼し、黙とうします。
広島で被爆し、この1年に死亡が確認された原爆死没者は5511人となり、合わせて30万3195人となりました。
広島、長崎で被爆し、被爆者健康手帳を持つ人は3月末現在で17万4080人。前年より9439人減りました。平均年齢は80・86歳です。
オバマ米大統領は5月、現職の米大統領として初めて同公園を訪れて原爆碑に献花し、「核兵器なき世界を追求しなければならない」と演説しました。
4月に開始された「被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」で、広島県被団協など広島の被爆者7団体は初めて共同し、協力を呼びかけています。